■尾瀬の木道 2024-2

3月に発売した「尾瀬の木道修復プロジェクト」のお酒の第二弾
かわいらしいイラストが、店頭に並べたときに一段と目をひきます。
そして軽やかな味わいで、初心者にも手に取りやすいお酒です。
アルコール度数13％と軽めで飲みやすい。
６号酵母なので、上品な果実のような香り。
そして、甘酸っぱい味わいで、土田酒造でも
わかりやすい味わいとなっているのが特徴です。

群馬、福島、栃木、新潟という四県に広がる尾瀬国立公園。
有名な尾瀬ヶ原を渡るために木道があります。
この木道を歩くのは、旅人だけではありません。
荷を背負い、山小屋へ生活の糧を運ぶ歩荷（ぼっか）さんたち、尾瀬を愛し、尾瀬に生きる人々の足跡が重なる場所です。

しかし、この美しい木道は時間と共に傷み、歩荷さんたちの足下を脅かす危険もはらんでいます。
そんな尾瀬の木道を守りたい、その一心で歩荷さんたちが始めたのが、「尾瀬の木道修復プロジェクト」です。
壊れた箇所を修復し、新たな踏みしめられる道を作り出すための挑戦です。

美しい道を守るために、昨年、クラウドファンディングで支援を求めており、目標額の１６１％を達成しました。

クラウドファンディングの詳細


私たち土田酒造も、昨年お酒でお手伝いをさせていただきました。
しかし、それだけでは、修復の金額はまだまだ足りません。
そのため、昨年に引き続き、今年も土田酒造は応援をしてまいります。

なぜ私たち土田酒造がこのプロジェクトを応援するのかと申しますと。
私たちの蔵人に、歩荷さんがいらっしゃるからです。
尾瀬の自然と共に生きその美しさを守りたいと願っている「渡部努」さんと「五十嵐寛明」さんの二人です。
酒造りの期間外は尾瀬で歩荷として汗を流し、酒造りが始まれば蔵に戻り、土田酒造の酒を世に送り出してくださいます。
蔵人歴も長く、二人とも10年以上、土田の酒造りを支えてくださっております。
ふたりは100kgを超える荷物を背負い、数十kmもの距離を歩いて山小屋まで荷物を運んでいます。
そのような大きな荷物を運ぶ彼らですが、プロレスラーのような巨漢ではなく、むしろボクサーのように引き締まった筋肉質の体をしています。

このおふたりにご協力をいただきながら造ったこのお酒は、群馬県産のお米を使用し、生酛造りの伝統的な方法で醸しています。
しかし、その味わいは決して複雑ではなく、おだやかな良い甘さと軽やかさが特徴です。
日本酒はわからないけどこのプロジェクトに興味はある。そのような、日本酒初心者の方でも楽しめるように配慮されています。

【成分情報】はこちら

・原料米　：群馬県産 あさひの夢
・精米歩合：７０％
・仕込み水：武尊連峰伏流水（関東名水百選）
・麹歩合　：５０％
・種麹　　：焼酎用黄麹
・酒母製法：生酛
・酵母　　：協会６０１号
・アルコール度数：１３.４％（原酒）
・グルコース：１.３
・日本酒度　：−１７.８
・酸度　　　：２.１
・アミノ酸　：２.０
・火入れ　　：1回（瓶詰め時）
・保管方法　：常温保管
※記載されている原材料のみ使用。
　ラベル表示義務がない添加物も不使用です。
※売上金の５％を尾瀬の木道修復
　プロジェクトに寄付いたします。

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